熟れごろ果実

とある二組の母子の物語。都内の大学に行き一人暮らしをしている息子・近藤タツオ。家の改築の為、従弟・矢部ヤスヒロと、叔母・矢部寿恵は、母・近藤郁美の家。つまり、タツオの実家に居候している。ある日、タツオは彼女と一緒に帰省をしたが、母に性的な興奮を禁じ得なくなり、彼女を差し置いて、幾度と無く性行為をしてしまう。時同じくして、ヤスヒロもまた母と性行為をしてしまう。互いの母子相姦を見てしまった息子二人は、ある卑猥な計画を決行する…。

アキラは風邪を拗らせて寝込んでいた一人暮らしの叔母・カオリを看病しに行くことになった。慣れないことに四苦八苦しながらも何とか看病していく。しかし、看病しに来たはずがカオリの身体を拭いているうちに欲情してしまう。だめだと思いつつも、汗が張りついて服がスケスケになったカオリの姿を見て理性が揺れ始めていき…。

甥の昇が家に住み始めて5年。最初は戸惑ったが叔母の恵理子も今では本当の家族同様、気の置けない関係になっていた。そんなある日、小説家志望の昇は今書いている作品のキスシーンがうまく表現できず悩んでいた。親身になって励ます恵理子に昔から憧れていた昇は、思わず口づけを交わし…。夫には無い激しい接吻に心奪われ、自ら舌先を伸ばし絡める恵理子。その日から2人の道ならぬ恋を描く物語が始まりの鐘を鳴らし…。